1971年の三里塚強制代執行から半世紀にもなろうとする今、ふたたび空港によって農地が強制収用される事態が起きようとしています。 これに立ち向かう裁判の控訴審で、有機農業に生きる市東孝雄さんは、〝農地取り上げは、農民として
本文を読む林 一輝の執筆一覧
11・18 第13回 市東さんの会シンポジウム「非道を、ふたたび許さない──三里塚の農地取り上げ」
著者: 林 一輝11月18日(日)午後1時15分開場 文京区民センター 成田空港会社(旧空港公団)が、ふたたび暴力による「土地収用」をねらっています。その不当を訴えてきた裁判(請求異議裁判)の判決が、12月20日に千葉地裁で行われます。
本文を読む3・8千葉地裁へ 市東さんの請求異議裁判――三里塚の過酷執行と日本の農業廃業緊迫
著者: 林 一輝最高裁で判決が確定すれば、後は無いと思ってきた。だが、「上告が棄却されても、まだ次がある」場合があることを、三里塚の市東孝雄さんの農地裁判で初めて知った。 2016年10月25日、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は、祖
本文を読む11・21国、この暴力の最たるもの! ─「公共性」に名をかりた農地取り上げ反対集会
著者: 林 一輝6月12日、東京高裁で成田空港の建設用地をめぐる8年間の裁判の判決があった。判決は「耕す者の権利」を訴えた専業農家・市東孝雄さんの主張を退け、成田空港会社による農地取り上げを認めている。 一見すると農地の貸借問題に見
本文を読む11・29〝命削るリスク〟厚木飛行止し止め判決から成田の実態に迫るシンポジウム(再掲載)
著者: 林 一輝[11月20日に掲載した本案内、冒頭の表示が11・19と誤記されていたので再掲載します。] 第4次厚木爆音訴訟判決(5月21日)は、原告住民の精神的苦痛と健康被害を認め、自衛隊機の夜間・早朝の、飛行を差し止める画期的な
本文を読む11・29 〝命削るリスク〟厚木飛行止し止め判決から成田の実態に迫るシンポジウム
著者: 林 一輝第4次厚木爆音訴訟判決(5月21日)は、原告住民の精神的苦痛と健康被害を認め、自衛隊機の夜間・早朝の、飛行を差し止める画期的な内容となった。その鍵となったのは、騒音に関する新たな国際指標、WHO欧州基準。 「うるささ
本文を読む三里塚―新たな農地収奪 文書提出命令(高裁)はテコの支点となるか
著者: 林 一輝三里塚(成田空港問題)は終わったと思う者も多いであろうがそうではない。今も続いている。2006年から成田空港会社(旧空港公団)による新たな農地収奪の動きが始まったが、これをめぐる裁判の関連事件(文書提出命令申立)で画期的
本文を読む【本の紹介】成田農民闘争の新たな次元に迫る――鎌倉孝夫・石原健二編著 『成田空港の「公共性」を問う ──取られてたまるか農地と命』
著者: 林 一輝本書のキーワードは、私たちの生活に深く関わりながら、その正体が定かとは いえない「公共性」の概念である。 たとえば東日本大震災と福島第1原発の爆発では、「国策・公共事業」というも のに根本的な疑念が浮上した。「公共の福祉
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